横浜の図書館に指定管理者制度がはいるって?~みんなの図書館が危ない!? Part2~

横浜の図書館に指定管理者制度がはいるって?
~みんなの図書館が危ない!? Part2~

<要旨>
横浜市立図書館に指定管理者制度導入計画があることを受け、おはなし会や読み聞かせボランティア、学校図書館ボランティアが図書館サービスについて知り、指定管理者制度導入について市民と共に学ぶ集会を開催。3月16日(日)13:30~16:30。横浜市栄区・栄公会堂。基調講演:常世田良氏「まちづくりと図書館」
横浜の図書館に指定管理者制度がはいるって?
~みんなの図書館が危ない!? Part2~

私たちは、おはなし会や読み聞かせボランティア、学校図書館ボランティアとして、公共図書館に育てられ、その支援を受けて活動してきました。
今、経費削減をうけて、市立図書館に指定管理者制度導入が計画されています。そうなった時、私たちと図書館の関係はどうなるのでしょうか?また、普通に図書館を利用している私たちにとって、図書館はどう変わるのでしょうか?
この機会に、もう一度図書館のサービスについて知り、指定管理者制度導入について、一緒に考えてみましょう。
日時:3月16日(日) 13時30分~16時30分
場所:横浜市栄区 栄公会堂 1号会議室(2F)
JR本郷台駅から徒歩10分、大船方面からバス停「公田」下車徒歩1分、
上大岡、金沢方面からバス停「天神橋」下車徒歩2分(江ノ電か神奈中)
参加費:無料
申し込み:氏名、電話、お住まい(県外の方は県名、市外の方は市名、市内の
方は区名)を記入の上、下記までお申し込みください。(先着100名)お受け
できなかった場合のみ、ご連絡いたします。
申込み・問合せ先:
FAX:045-842-9722(石本)
E-mail: fwnt3958@mb.infoweb.ne.jp
<プログラム>
13:30-14:30
【講演】「まちづくりと図書館」
常世田 良氏(社団法人日本図書館協会理事)
14:40-16:30
【パネルディスカッション】
パネラー 常世田 良氏(社団法人日本図書館協会理事)
      伊藤紀久子氏(横浜市立図書館のあり方懇談会委員)
      真野 かよ氏(おはなし会ボランティア・図書館ボランティア)
コーディネーター
      船橋 佳子氏(川崎の図書館ともの会)
主催:横浜の図書館の発展を願う会  共催:神奈川の図書館を考えるつどい
賛同団体 おはなしひろばの会・2ひきのさかな文庫・金色ポケット
・まつぼっくりの会・中学校図書館ボランティア・おはなし広場
賛同者:広瀬恒子(親子読書地域文庫全国連絡会代表)
★案内チラシ(PDF)

【プレスリリース】「横浜の図書館の発展について」横浜市議会へ陳情

報道関係者 各位                 平成19年12月12日
「横浜の図書館の発展を願う会」 代表 溝井 正美
(連絡先 福富:電話 080-5524-6091、fukutomi@tk2.so-net.ne.jp)
「横浜の図書館の発展について」横浜市議会へ陳情
私たち「横浜の図書館の発展を願う会」は、横浜市立図書館が地域の情報拠点として発展するために、図書館と協働で図書館の価値を広く市民に伝え、図書館サービスの充実を願って活動するために設立された団体です。本日、横浜市議会へ「横浜の図書館の発展について」の陳情書を別紙の通り提出しました。陳情項目は、下記の3点ですが、この中で特に、横浜市立図書館の一部の地域図書館に指定管理者制度を導入する検討が、市民の意見を聞く手続きを踏まないで進んでいくことを懸念しています。横浜市が図書館に指定管理者制度を導入する方針を決めるかについては、全国的に注目を集めています。開かれた情報の中で市民の意見を聞きながら検討が進むことを切望しています。
                記
【陳情項目】
1.指定管理者制度を横浜市立図書館に導入しないこと
2.図書館協議会を早期に設置すること
3.図書館サービスを充実すること
【陳情理由(要旨)】
1.指定管理者制度を横浜市立図書館に導入しないこと
(1)協働推進の基本指針及び情報公開理念に反します
(2)公立図書館に「指定管理者制度」がなじまない理由
  ・図書館の要である司書専門職を継続して雇用、育成することができません
  ・指定管理者制度では権限の委譲ができません
  ・図書館の目的は利潤追求ではありません
(3)現在の市立図書館運営体制による図書館サービスの改善を目指すべきで、
   指定管理者制度を導入するメリットはありません
2.図書館協議会を早期に設置すること
市民と図書館との協働推進のために出来るだけ早く、図書館法に基づく図書館協議会を設置し、この図書館協議会で、指定管理者制度の導入の適否を検討すること。
3.図書館サービスを充実すること
横浜市360万市民に対して図書館の絶対数が不足しています。横浜市民に対して、資料・情報提供の基地となる図書館を行き渡らせる施策展開(地区センター等とのネットワーク、学校図書館との連携等)と図書館政策のグランドデザインを作成すること。
以上
(別添資料:陳情書原文)
http://release.graphy.ne.jp/release/10190.pdf