【陳情書】「横浜市立図書館条例の一部を改正する条例案」の審議及び意見書の提出について

陳情書

平成21年2月12日

横浜市会議長
吉原 訓 様

陳情者 団体住所  横浜市(個人情報保護のため省略)
団体名称  横浜の図書館の発展を願う会
代表者の氏名 溝井 正美

件名 「横浜市立図書館条例の一部を改正する条例案」の審議及び意見書の提出について
陳情項目
市第72号議案を市会で審議する際には、上程議案そのものだけでなく、図書館と指定管理者制度に関する法律(図書館法及び地方自治法)及び総務省通知等に違反していないか、慎重に審議していただきたい。そして総務省に対して、通知違反があれば、自治体を指導するよう意見書を出していただきたい。具体的には、以下の6項目を例示する。
1.指定管理者の「業務の範囲」(改正第4条第1項(1))の追加規定に合わせ、教育委員会の「業務の範囲」を規定するため、図書館法第3条を引用する条文を追加すること。
2.改正第4条第1項(1)の「法第3条各号(同条第5号を除く。)」は「法第3条各事項(同条第5事項を除く。)」に修正すること。
3.地方自治法第244条の2第4項が条例に規定することを要求している「指定管理者が行う管理の基準」を「横浜市立図書館条例」に規定すること。
4.改正第4条第4項の「図書館の設置の目的」が何を指すのかの条文が「横浜市立図書館条例」には規定されていないので追加すること。
5.中央図書館は指定管理者の指導・支援をするので、中央図書館は指定管理者制度を導入しないことを明記すること。
6.第2条、第5条の文言の修正(「各号の一」を「いずれか」、「または」を「又は」、「もしくは」を「若しくは」に改める。)は、同様の文言がある現行条例第3条第4項、改正条例第6条第1項、同第3項も、今回の改正と同時に改正すること。
                                      
陳情の理由・経緯等
 市第72号議案は、横浜市立図書館に指定管理者制度を導入するために、現行の横浜市立図書館条例を改正する案であるが、改正後の横浜市立図書館条例は、図書館法(第3条)、地方自治法(第244条の2)及び総務省の通知(総行行第87号)に照らし、条例で決めるべき項目が「横浜市立図書館規則」に規定されているために、法令違反のコンプライアンス問題が発生する恐れがある。それを避けるために、市会において市第72号議案の慎重審議と修正を要望するものである。合わせて条例・規則体系の整備を行い、市民に分かりやすい条例に改正するように教育委員会に指摘をしていただきたい。平成20年第4回定例会では、この論点は審議されていないので、今回の市会では、この論点も含め慎重な審議をお願いし、市民にその結果を開示していただきたい。
以下、請願の理由の詳細を述べる。
1.「業務の範囲」
 市第72号議案の新第4条第1項(1)は、地方自治法第244条の2第4項の「業務の範囲」の規定である。「法第3条各号(同条第5号を除く。)に規定する事項に関すること。」と規定している。しかし第5号は、「分館、閲覧所、配本所等を設置し、及び自動車文庫、貸出文庫の巡回を行うこと。」と規定しているので、例えば分館の設置は、指定管理者の業務の範囲ではなく、教育委員会(中央図書館)の業務の範囲であるから外したのであれば、教育委員会(中央図書館)の業務範囲であることを、条例上規定すべきである。
ところが横浜市立図書館条例には、図書館業務を規定した条文がない。同条第6条(改正案第8条)で委任された横浜市立図書館規則(教育長が規定し市会のチェックがかからない。)には、その第2条に、図書館法第3条の9項目中、1.2.3.4.6.が規定されているが、5.は規定されていない。本来、「条例」に規定すべき図書館の「業務の内容」が、議会のチェックが及ばない「規則」に規定され、しかも図書館法第3条の9項目全部ではなく、限定して規定されている。指定管理者制度を導入するための今回の条例改正において、指定管理者の業務内容だけを規定していることは、法形式上も地方自治法第244条の2第4項及び「地方自治法の一部を改正する法律の公布について(通知)」(総務省自治行政局長 平成15年7月17日、総行行第87号)の「条例で規定すべき事項」に違反する可能性が高い。この機会に、図書館条例と図書館規則とを「業務の範囲」の観点から、基本から整備する必要があると考える。
2.「号」の表記を「事項」に
 新第4条第1項(1)に「法第3条各号(同条第5号を除く。)」とあるのは、「号」ではなく「5番目の事項」ではないか。図書館法第3条は、平成20年6月11日に、「各号」は「次に掲げる事項」という文言に改正、施行された。今回の改正案は、旧法の文言をそのまま引用している。「号」と記述する根拠を教えていただきたい。
3.「指定管理者が行う管理の基準」
 地方自治法第244条の2第4項には、「指定管理者の指定の手続」の他に「指定管理者が行う管理の基準」及び「業務の範囲」その他必要な事項を定めるとある。「指定管理者の指定の手続」及び「業務の範囲」は規定にあるが、「指定管理者が行う管理の基準」の規定が見当たらない。これは教育長が策定する「横浜市立図書館規則」、「業務要求水準書」又は「仕様書」で決めればよいものではなく、「条例」で定めないと法律違反になるおそれがある。「指定管理者が行う管理の基準」の具体的な内容は、総務省の通知に明示されている。例えば、休館日、開館時間等を「横浜市立図書館規則」に規定することを委任するなら、「指定管理者制度が行う管理の基準」のどの項目を同規則に委任するのかを、条例に明示すべきである。(神戸市の事例参照)
4.「図書館の設置の目的」
 新第4条第2項、同条第3項、同条第4項及び新第5条は、地方自治法第244条の2第4項の「指定管理者の指定の手続」にあたる規定である。横浜市には、札幌市のような指定管理者制度の手続の一般条例がないので、指定管理の手続は個別条例で規定するしかない。横浜市の他の「公の施設」に指定管理者制度を導入する場合の条例をチェックしたが、今回もほぼ通常の規定になっている。問題は、同条第4項の「図書館の設置の目的」の内容が横浜市の図書館条例にないことである。横浜市の他の「公の施設」の条例では、設置の目的が読み取れる。他の都市の図書館条例には図書館法第1条の表現と同様に「市民の教育と文化の発展に寄与することを目的とする。」などと明示している。第4条で「図書館の設置の目的」という文言を入れているのは、教育委員会が指定管理者を選定する重要な判断基準であることを示している。判断基準の内容に疑義が生じないように、「図書館の設置の目的」を条例の中に明示すべきである。横浜市立図書館の設置目的は何か知りたい。
5.中央図書館は指定管理者制度適用外であることの明示
 条例第1条では、中央図書館は単に一番目に書いているだけであり、他の17の地域図書館とは、条例上は同一の扱いである。横浜市立図書館規則の第8章に中央図書館の規定があり、第38条に中央図書館長と、地域図書館長の職務の規定がある。中央図書館長は「教育長の命を受け、図書館の事務を掌理し、所属職員を指揮監督する」また「中央図書館以外の図書館の館長は、中央図書館長の命を受け」とある。しかし、中央図書館長は、直営ではない指定管理者(例えば民間会社)の事務は掌理できず、指定管理者の社員を指揮監督できない筈である。指定管理者制度の導入を「条例」で決めるときに、「規則」ではなく「条例」に中央図書館の位置づけを明示すべきである。また昨年の第4回市会での審議において教育長は、中央図書館が直営を堅持することを前提に、指定管理者制度のデメリット(弊害)の対応策として、中央図書館が山内図書館(指定管理者制度導入館)を指導・支援する、と説明しているのだから、条例上に中央図書館には指定管理者制度を導入しないことも規定すべきである。
6.文言の修正
 第2条の「各号の一」を「いずれか」に改めるとしているが、これは「号」といういい方をやめる「用語のルール」の変更によるものと思われる。「各号の一」の文言が、第4条(改正後の第6条)第3項にもあるが、こちらも同時に改正していただきたい。
また、第5条中「または」を「又は」、「もしくは」を「若しくは」に改めることも、「用語のルール」の変更によるものと思われる。「または」の文言が、第3条の第4項、第4条(改正後第6条)第1項及び同条第3項(3箇所)にあるが、こちらも同時に改正していただきたい。条文番号を変更しただけなので改正しないとの見解かもしれないが、「横浜市立図書館条例」の大きな改正なので、市民が改正後の条例を読むときに混乱なく読めるような配慮をお願いしたい。

以上

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★陳情書原文(PDF)
以下は、法令関係の参考URLです。
上記陳情書に関わるものを掲載しました。ご活用下さい。
●横浜市
http://www.city.yokohama.jp/me/sikai/pdf/gian/h20_4t_sig072.pdf
http://www.city.yokohama.jp/me/reiki/honbun/ag20211691.html
http://www.city.yokohama.jp/me/reiki/honbun/ag20211701.html
●図書館法
http://www.houko.com/00/01/S25/118.HTM
●旧図書館法
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/hourei/cont_001/005.htm
●地方自治法(第10章)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO067.html
●総務省通知
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/170608ab.pdf

青葉区の図書館・こんな図書館がいいなぁ・・・#3

青葉区の図書館・こんな図書館がいいなぁ・・・#3

青葉区の図書館・こんな図書館がいいなぁ・・・#3
今あなたの意見が必要です!!

日時:2月8日(日)午前10時~12時
場所:山内地区センター3階広間
参加費は、無料です。予約も必要ありません。
当日直接会場にお越しください。
皆さんは知っていますか?
「公の施設の設置、管理及び廃止」については地方自治法第244条の2第3項が改正されたことで指定管理者制度の導入が可能になりました。教育委員会では、平成22 年度から青葉区の山内図書館に指定管理者制度を導入し、図書館サービスを維持・充実させるとともに、図書館のより効率的、効果的な運営を図りたいと考えているとし、導入案への理解をもとめるポスターが図書館内に掲示されています。ごらんになりましたか?
「市立図書館への指定管理者制度の導入に必要な「横浜市立図書館条例の一部を改正する条例案」が横浜市会において、現在、審議されています。
▲図書館のサービスが良くなる!
(文庫活動の支援はずっと同じ司書さん??)
▲効果的な運営になりかかる経費も削減される!!
(どの部分のカットなんだろう?学校図書館の支援は? 図書購入や選書は大丈夫?)
▲利用者会議も開かれる!(どうして今までなかったんだろう?)
▲開館時間が長くなる!(カウンターには誰が座っているんだろう?人件費や光熱費はどこから出るんだろう?)
▲楽しい有意義な講座も開かれる! (参加費は高いんだろうか? 会議室あったけ?)
▲有料だけれど便利なサービスもあるそうだ! (誰でも使えるのかな?)
・・・あまり考えてこなかったけれど 本当にこうなるんだろうか?・
「図書館はどうなっているのだろうか?」
「指定管理者制度の導入のメリットやデメリットは何だろうか?」
今 知っておきたいことがあります。今 知っておかなければならないことがあります。
青葉区選出の横山議員といっしょに、青葉区の山内図書館のあるべき姿、
こうあってほしい図書館像をいっしょに話し合いませんか

連絡先:めだか文庫 吉永(山内図書館 文庫活動団体)
Tel:045-901-8213
協力:横浜の図書館の発展を願う会

チラシ PDF Word

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「私たちが望む図書館~「ハマの図書館」は成長する有機体~」の公表と「公開質問状」の発送について

平成21年2月2日

報道関係者 各位

               

「横浜の図書館の発展を願う会」 代表 溝井正美

「私たちが望む図書館~「ハマの図書館」は成長する有機体~」の公表と、
山内図書館への指定管理者制度導入案に対する「公開質問状」の発送について

ご承知のとおり、現在市会で、山内図書館への指定管理者制度案が審議中です。図書館は市民に親しまれている身近な重要施設であるにもかかわらず、この10年横浜市には図書館のグランドデザインがありません。私たち市民で「私たちが望む図書館」の構想を検討していましたが、このほど中間結果をまとめましたので、下記のとおり公表します。これをたたき台として図書館経営を管掌する教育委員会で、早急に横浜市図書館のグランドデザインを検討、策定するよう要望します。
私たちは、図書館運営を直営ですべきか、民間ですべきかについての審議は、「手段」の議論であり、目指すべき図書館像(グランドデザイン)という「目的」を明確にすべきだと主張してきました。「官から民へ」の流れがあるからといって、安易に指定管理者制度を導入することは、万一、方向性を間違えると、将来の図書館サービスに致命的な禍根を残すことが懸念されます。図書館は事業収入が見込みにくい公共サービスなので、図書館への指定管理者制度の適用はなじまないと日本図書館協会も明言しています。(平成20年12月)
私たちは、指定管理者制度の弊害が発生することを懸念し、住民への説明責任を果たすように求めてきましたが、いまだに実現できていません。教育委員会は「市会により民意が反映された十分な議論と審議がなされるものと考えているので、直接市民や利用者への説明会は開催しない」との回答です。そこで、下記の通り「横浜市立図書館に対する公開質問状」を発送しました。速やかに回答をいただき、市会の審議に反映されることを強く望んでいます。今回の指定管理者制度導入のメリットに「コストの削減」がありますが、これは直営でも可能であると山内図書館の司書有志が試算しています。今回提案されている「図書館サービスの充実」も直営で可能です。直営体制で、市民と協働で「私たちが望む図書館」を目指したいと心から希望しています。

1.「私たちが望む図書館~「ハマの図書館」は成長する有機体~」(平成21年2月1日)
2.「横浜市立図書館に関する公開質問状」 (平成21年1月31日)
(参考資料1)「公立図書館の指定管理者制度について」(日本図書館協会 平成20年12月)
(参考資料2)「山内図書館の今後の計画について」(山内図書館司書有志 平成20年11月)
(連絡先 info@libraryfun.net 担当:溝井)
※参考資料につきましては、上記連絡先までお問い合せ下さい。
【2/16追記】
横浜市教育委員会中央図書館企画運営課課長、大本幹也氏より
上記公開質問状に対する返答が郵送されてきました。
ご参照下さい。
★公開質問状への返答(PDF)

青葉区の図書館 こんな図書館がいいなぁ・・・今あなたの意見が必要です!! #2

青葉区の図書館 こんな図書館がいいなぁ・・・今あなたの意見が必要です!! #2チラシ画像

青葉区の図書館 こんな図書館がいいなぁ・・・今あなたの意見が必要です!! #2
日時:2月1日(日)午前10時~12時
場所:山内地区センター第2会議室
参加費は、無料です。予約も必要ありません。
当日直接会場にお越しください。
皆さんは知っていますか?
教育委員会では、平成22年度から青葉区の山内図書館に指定管理者制度を導入し、図書館サービスを維持・充実させるとともに、図書館のより効率的、効果的な運営を図りたいと考えているとし、導入案への理解をもとめるポスターが図書館内に掲示されています。ごらんになられましたか?
また、横浜市立図書館情報紙:@Lib では
「市立図書館への指定管理者制度の導入に必要な「横浜市立図書館条例の一部を改正する条例案」が横浜市会において、現在、審議されています。 市民の皆様のご理解をお願いいたします。」と報告されています。
  
でも・・・区民ひとりひとりが本当に「図書館はどうなっているのだろうか?」「指定管理者制度の導入のメリットやデメリットは何か?」を話し合う場がありませんでした。
青葉区選出の手塚静江議員といっしょに、青葉区の山内図書館のあるべき姿、こうあってほしい図書館像をいっしょに話し合いませんか

連絡先:めだか文庫 吉永(山内図書館 文庫活動団体)
    Tel: 045-901-8213       
協力:横浜の図書館の発展を願う会

文庫活動はどうなるの?
司書の方はどんな人?
取次ぎサービスより図書館が欲しい・・。
サービスは維持ではなくてあげて欲しい!
どうなるのかもっと知らせてほしいのに。
学校図書館へはどんな支援をするのかな?
効果的な運営ってなんのこと??

★チラシ (PDF) (Word
★横浜市立図書館情報紙@Lib2009年2月号(横浜市立図書館HPリンク)

青葉区・山内図書館への指定管理者制度導入案について

青葉区・山内図書館への指定管理者制度導入案について
※教育委員会事務局中央図書館企画運営課(2009.1.14作成)
上記は、1月14日付で、横浜市立図書館ホームページに掲載されました。
市立図書館各館にもチラシが置かれました。
私どものこれまでの活動報告も併せてお読みいただき、
ご意見のある方は、下記までお問い合せ下さい。
横浜市立図書館・ご意見・お問い合わせ
※チラシおよびホームページ告知には、
本件専用のお問い合せ先が掲載されておりませんので、
総合的なお問い合せ先を掲載しました。
適当と思われるところに問い合わせて下さい。

青葉区の図書館 こんな図書館がいいなぁ・・・今あなたの意見が必要です!!

画像

青葉区の図書館 こんな図書館がいいなぁ
     ・・・今あなたの意見が必要です!!

日時:1月16日(金)午後1時-4時
場所:アートフォーラムあざみ野2階 セミナールーム1

図書館に関してのプロジェクト・レポート「図書館へ行こう!」が青葉区選出の山下議員より教育委員会に提出されました。山下議員より直接に内容をお聞きして、皆さんといっしょに「青葉区の図書館がどうあるべきか」を検討しませんか?
参加費は、無料です。予約も必要ありません。当日直接会場にお越しください。
皆さんは知っていますか?
横浜市教育委員会は、山内図書館への指定管理者制度の導入を2010 年から5 年間、試験的に導入することを予定しています。そのため、2008 年12 月に、横浜市議会で図書館条例の改定について審議されました。横浜市立図書館の管理運営手法として「指定管理者制度」を導入するために「横浜市図書館条例」の改定が必要になったからです。
(関連記事:【ニュース】横浜市議会、市立図書館への指定管理者導入議案について「継続審査」に
横浜市では2007年8月に「横浜市立図書館のあり方懇談会報告書」がまとめられ、その中で図書館の将来のあるべき姿や方向性、提供すべき図書サービスの種類や手段について14の提言がだされました。私たち青葉区民はどの程度その中身を知っていたでしょうか?
横浜市の区民意識調査結果を比較すると、青葉区の区民の「図書館サービスの向上」や「図書館設置」に対する要望は、常に他の区よりも上回っています。また、小学校での図書館ボランティアの活動が活発な点も青葉区の特徴のひとつです。
でも・・・区民ひとりひとりが本当に「図書館はどうなっているのだろうか?」と話し合う場が今までありませんでした。この機会を利用して青葉区図書館のあるべき姿を話し合いませんか。

連絡先:めだか文庫 吉永(山内図書館 文庫活動団体)
Tel: 045-901-8213
協力:横浜の図書館の発展を願う会

【ニュース】横浜市議会、市立図書館への指定管理者導入議案について「継続審査」に

横浜市立図書館への指定管理者導入について、
市議会の審議結果が入りましたのでお知らせします。
横浜市 横浜市会 議案・審議結果
平成20年第4回定例会
市第72号議案 横浜市立図書館条例の一部改正  結果:継続審査
★市立図書館への指定管理者導入/横浜市会常任委が継続審査決める(神奈川新聞 2008年12月10日)
★横浜市議会:市立山内図書館の指定管理者導入議案を継続審査 /神奈川(毎日新聞 2008年12月13日)
その他、12月13日には上記2紙に加え朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、東京新聞に記事が掲載されました。(インターネットニュースはありません。)
※ネットのニュース記事は時限掲載のため、一定期間経過後にリンク切れになることがあります。あらかじめご了承下さい。
横浜の図書館の発展を願う会では、この問題について引き続き市の動勢を監視し、ロビング、市民、マスコミへの呼びかけ・提言を続けて参ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

横浜市立図書館に関する公開質問状について(回答)

横浜の図書館の発展を願う会から、11月7日付で横浜市長に出しました
「横浜市立図書館に関する公開質問状」に対する回答が来ました。
本回答は、先の公開質問状に記載した通り、公開するとお約束しましたので、
ここに公開させていただきます。
原本はこちら(PDF
———————————————————-
                                    教図企 第1237号
                                    平成20年11月25日
横浜の図書館の発展を願う会
代表 溝井 正美 様
                                   横浜市長 中田 宏
     横浜市立図書館に関する公開質問状について(回答)
 さきにご質問(平成20年11月7日)のありましたことについて、次のとおり
お答えします。
 横浜市立図書館の運営については、「横浜市立図書館のあり方懇談会」によ
る提言を踏まえ、サービスの充実及び効率的な管理運営の実現に向けて検討を
進めてまいりました。この提言および検討を踏まえて、民力の導入などによる
管理運営手法の見直しにより、効率的な図書館運営を行うとともにサービスの
向上を目指し、このたび、地域図書館1館(青葉区:山内図書館)に指定管理者
制度を導入する案を教育委員会事務局としてまとめたものです。
 今回の指定管理者制度導入(案)は、図書館への指定管理者制度導入につい
てさまざまな論がある中で、まず図書館ニーズが高い地域で1館に導入し、その
結果を検証したうえで次の段階に進めることを考え、立案したものです。指定
管理者制度導入館も、公の施設として、中央図書館を中核とする市立図書館18
館のネットワーク網を構成する一つの地域図書館として運営していきます。ま
た、司書のサービスの質については、指定管理者の司書スタッフにより、地域
図書館の現行サービス水準を引き続き推持します。その上で、中央図書館が長
期的視野に立った管理運営を担うことで、蔵書構築の継続性や高度なレファレ
ンスに対応できる安定的な図書館サービスの実施をバックアップしていきます。
 なお、有料サービスについては事業者の創意工夫の下で提案されることを期
待しています。学校との連携などこれまで行っているサービスについては、引
き続きサービス水準を維持します。経費の削減額については、人件費を含めた
事業費について算出したものであり、引継ぎ研修期間については、市民サービ
スに遺漏を生じないように、引継ぎ期間を十分に確保する必要があると考えて
います。長期的視野に立った計画的な蔵書等の収集や蔵書構築については、今
までどおり中央図書館が担ってまいります。指定管理者の評価については、第
三者評価を行うこととしており、指定管理者により運営される図書館について
は「評価委員会」を設置して評価を行います。
 この指定管理者制度導入(案)については、今後、市会において条例改正の
手続きを進めていく予定であり、市会により民意を反映した十分な議論と審な
されるものと考えています。また、指定管理者制度導入(案)については、図
書館のホームページに公表するなど、事業内容の公表にも努めています。ご意
見については「市民からの提案」などにより常時受け付けております。
この旨ご了承いただき、貴会の皆様によろしくお伝えください。
———————————————————-
なお、公開質問状には11月14日までに文書で回答をとお願いしておりましたが、
この回答の日付は11月25日で、期限が守られなかったこと、回答延期の連絡も
なかったこと、代表の溝井宅に到着したのは11月27日であったことをご報告い
たします。

★横浜の図書館これでいいの?~横浜市立図書館の指定管理者導入を問う・緊急集会~

横浜の図書館これでいいの?~横浜市立図書館の指定管理者導入を問う・緊急集会~

【日時】2008年11月16日(日) 10:00~11:45(9:30開場)
【会場】アートフォーラムあざみ野 ※地図・チラシ(PDF)
   (東急田園都市線「あざみ野駅」東口より徒歩5分)
    入場無料・事前申込不要
私たちは、横浜の図書館の数が少ないこと、蔵書数が少ないこと(政令指定都市で最下位:人口比)、学校図書館のあまりの貧弱さなどに心を痛めて、図書館環境の改善を求めてきました。しかし、更に質の低下を招きかねない「指定管理者制度」の導入が行われようとしています。経費削減の名の下にすすめられているこの現状を皆さんはどう考えますか?
講演「今、日本の図書館に起こっていること」 講師:津野海太郎氏
【主催】横浜の図書館の発展を願う会
【連絡先】溝井 FAX:045-306-6300 メール:info@libraryfun.net
横浜市内:青葉区■本の泉■おひさま文庫■めだか文庫■吉永厚子■時をみつめる会■岩間千秋■ポレポレ文庫■武本節子■小坂陽子■こどもの絵本箱・みつばち文庫■子どもの未来を考える会■もえぎ野文庫■山内図書館修理ボランティア■つつじ文庫■藤田かおる■藤田恵子■高橋祐子■交流広場「たまりん場」■虹の部屋■松下ユウ子■佐藤慶子■あかね台文庫■堀美和子 都筑区■伊藤紀久子(元横浜市立図書館のあり方懇談会委員)■つづき図書館ファン倶楽部■エステキッズひまわり文庫■にひきのさかな文庫■ろばの子お話会■おはなし広場■小学校図書館友の会■若杉隆志■お話しネットワーク「かたらんらん」 港南区■おはなしひろばの会■港南おはなしの会■丸山台中学校図書館ボランティア■金色ポケット■おはなしくまさん■おはなし大好き! 瀬谷区■瀬谷図書館大好きの会■村島光子■風の会■きずな■森の小鳥 磯子区■からいぶんこ■もこもこ■鳴海正泰■鈴木陽子■図書館勉強会いそご その他の区■学校図書館を考える会・横浜■長崎源之助(南区)■三宅晶子(戸塚区)■寺田芳朗(中区) ■まつぼっくりの会(南区)■子どもを守る横浜各界連絡会■横浜子どもを守る会■伊藤幹郎(弁護士・中区) 元横浜市立図書館職員■坪野忠(三浦市)■酒川玲子(東京都) 神奈川県内■学校図書館問題研究会神奈川支部■図書館とともだち・鎌倉■長野ヒデ子(鎌倉市) ■船橋佳子(川崎市)■図書館フレンズ・逗子■みんなの図書館の会・よこすか■図書館問題研究会神奈川支部■時田史郎(葉山町) 全国:県外■親子読書地域文庫全国連絡会■日本親子読書センター■静岡図書館友の会■トモエ文庫■立川の図書館を考える会■鶴ヶ島・本の森友の会■宮若市の図書館友の会(福岡県)■調布の図書館をもっともっとよくする会■新屋桃代(豊橋市)■廣井ひより(多摩市)■才津原哲弘(福岡県)■小川徹(小金井市)■高槻にみんなの図書館をつくる会■多摩市に中央図書館をつくる会■さっぽろ図書館づくりネットワーク■千竈八重子(大分県)■図書館をもっと大きく育てる会(栗原市)■身近に図書館がほしい福岡市民の会■堺市の図書館を考える会■千葉市の図書館を考える会■東京の図書館をもっとよくする会■富山県図書館を考える会■町田の図書館活動をすすめる会■のぼりべつの図書館を考える会■へそ文庫(町田市)■広瀬恒子(東京都)■岩城信吉(北海道)■神戸・図書館ネットワーク■筑後市公民館図書室を支える会(たんけん隊)■本の森豊橋南図書館友の会■えほんの会(豊橋市)■鷹丘小読み聞かせボランティアグループ(豊橋市)■窪田雅子(豊橋市)■高橋聖子(豊橋市) ■くまとり読書友の会■柿の木文庫(町田市)■香川県子ども文庫連絡会■河瀬紀江(奈良市)■石本美智子(熊本市) ■図書館を友とする会・さが■杉戸町図書館友の会■福島市の図書館を育てる市民の会■私たちと図書館をつなぐ会・くしろ■竹本ゆりえ(豊橋市)■にっしん図書館サポーターズ(愛知県日進市) ■図書館とまちづくり・奈良県・ネットワーク■札幌地区子どもの本連絡会■西早稲田の図書館を考える会■みしま図書館友の会■野本道子(朝霞市)■春日部市図書館友の会■稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん■龍国寺(福岡県)■石川・学校図書館を考える会■ライブラリーファン(石狩当別) ■金沢に豊かな学校図書館を願うボランティアネットワーク■加藤道子(豊橋市)■久保田耕司(長野県) ■小倉カツミ・直志(館山市)■松苗禮子(語り部・館山市) ■小倉陽子・卓嶺(茂原市) ■尾林芳匡(弁護士・八王子市)■世田谷の図書館を考える会 以上11/15 現在
★本日、無事終了しました。雨で足元の悪い中、集会は100人を越える人々が集まって下さり、誠にありがとうございました。これからの私たちの動きも、このブログにて公開していきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 
【連絡先】溝井 FAX:045-306-6300 メール:info@libraryfun.net
【参考記事・ホームページ】
横浜市立図書館の管理運営について
(教育委員会事務局中央図書館企画運営課-2008.10.16)
2010年度に一カ所で導入 横浜市図書館に指定管理者制度 市民団体、再び反発
(東京新聞ホームページ・2008年10月11日)
山内図書館 市内初の指定管理導入へ
(タウンニュース・青葉区版 2008年10月23日号)
市立図書館の指定管理者制度めぐり質問相次ぐ/横浜市会常任委
(2008/10/30・神奈川新聞)
社説 図書館運営 なじむか、指定管理者制度
(2008/11/4・神奈川新聞)
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